何度でも君に温かいココアを

著者 :
  • ポプラ社 (2009年1月1日発売)
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本棚登録 : 122
感想 : 17
5

はじめましての作家さん!
書店員さんで本書がデビュー作のようです。
妹が読みたいと言っていたので借りてきました~。
先に読んでしまったけど…。

大好きな京都が舞台!
でも京都らしくは…なかったかな~?
雰囲気がすごく好きでした。
中2の女の子が母親の過去を尋ねて京都を旅するお話。
まさかの許婚が登場。
こういう許婚の形ってなんか素敵だな~と思いました。
うん、設定が深い!
かつ、少し複雑。
整理するのが大変だけど、理解していくと面白いです。

倫子と敦志が本当にかわいらしい!
ピュアです。
2人に憧れてしまいました。
倫子と敦志で倫敦(ロンドン)!
上手いですね。
でもとにかくパパとママに感動しました。
パパの心の広さに涙しました。
最後の方はお風呂で号泣。
いろんな愛の形を教えてくれる作品でした。
ココアみたく心が暖まります。
続編出ないかな~。
倫子と敦志の続きが気になります。
寄り添うだけで蕩ける感じ…そんな恋愛してみたいものです。

寒くなってきたし、ココア飲みたいな。




――君も、くやしかったら、僕のように、ずっと愛せる人を手に入れなさい。もし、手に入れたいと思っているなら、手放さないようにそれを育みなさい。そのために必要なのは、忍耐と美味しいココアかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年10月25日
読了日 : 2009年10月25日
本棚登録日 : 2009年10月25日

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