メインの『お呼びだ、ジーヴス』の他に作者の覚書と短編小説が二つ収録されている。
今回はバーティーが職業訓練学校に通っているため登場せず、バーティーの友人で零落貴族のビルにジーヴスがつかえている話。
いつもどおりのドタバタ劇でありながら、バーティーといるときよりジーヴスがのびのびとしているように感じるのは気のせい?
ミスしたり動揺したりいつもより親しみやすいジーヴスな気がする。
それでも、「ウースター様がわたくしをご必要とされておいでなのでございます」や、「わたくしのいるべき場所は、あのお方のお側であると存じております」などと言ってるジーヴスにほっこりした。
やっぱバーティーを大事に想ってくれてるんだね。
と、思ったけど短編『ジーヴス、オムレツを作る』のラストは…。
なんかバーティーには強気にでるんだよね。精神的にも物理的にも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ジーヴスシリーズ
- 感想投稿日 : 2021年1月16日
- 読了日 : 2021年1月16日
- 本棚登録日 : 2021年1月16日
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