ホラーみたいな怖さもありつつ、死、残された人々の生について深く考えさせられるような作品だった。素晴らしい。下手に泣かせるような過剰な演出もなく淡々と黄泉がえりが進み終わっていく様が虚しくて号泣。豪華キャストだしみんな若い。
"たとえ 1時間でも、1分でも、1秒でも・・・自分が本当に愛した人と心が通じ合えたなら―私は自分の人生を幸せだと思える。その想いが私にある限り―私は前を向いて生きていくことができる”
という台詞が流れたとき、気持ちが通じあった瞬間に消えてしまった葵のことを思って号泣してしまった。
SFとして観ていても、ある瞬間に、自分もいつか消えるという点では黄泉がえった人々と変わらないんだなと思って怖くなった。死について深く考えさせられる。
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- 感想投稿日 : 2019年1月9日
- 読了日 : 2019年1月9日
- 本棚登録日 : 2019年1月9日
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