戦後~70年代の日本のジャズ界で起きた出来事を、評論家という立場から目の当たりにしてきた著者の、生々しい回想録という感じを受けました。60年代、70年代はそんなに熱い時代だったのか、と。本当は、それらの流れを受けた現在について知りたかったのですが、残念ながら記述は山下洋輔登場を区切りとして終わっています。
不勉強にて、私はこの著者の方を知りませんでしたが、おそらくは記述内容もこの方の思い入れに偏っているところもあるのだろうと感じました。でも、ミュージシャンのすぐ側で生で見聞きしてきた方の話は面白い。現在のジャズ界の大御所が大御所たる所以もよくわかりました。
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- 感想投稿日 : 2016年6月26日
- 読了日 : 2016年6月26日
- 本棚登録日 : 2016年6月26日
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