鼓動―警察小説競作 (新潮文庫)

制作 : 新潮社 
  • 新潮社 (2006年1月30日発売)
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本棚登録 : 195
感想 : 24
4

雷鳴→元を知らなかったけどあのメチャ短い短編で詰まった内容、最後興奮してしまいました!

刑事調査官→2番って感じでよかったです。淡々と若手達を育てるおっちゃん。

誰がために→おも〜〜い。世の中が考えないようにしていることを考えされられました。被害者の人権ってなんだろう。

ロシアン・トラップ→少しエロティックでロシアンマフィアが格好良かったです。惚れた。

とどろきセブン→一番軽い内容でしたがやはり〆。スッキリと本を閉じれました。年寄りは年期が入っていますね。バカにしちゃいけない。


わたしは雷鳴と誰がためにとロシアン・トラップが好みでした。

ただどれもガッツリ濃厚警察モノを期待していた人はガッカリな感じだったでしょうね。全体的にあっさりとした仕上がりでしたから。

「決断」の方に☆4つで、内容トントンなのでこちらも☆4つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年1月22日
読了日 : 2008年10月1日
本棚登録日 : 2008年10月1日

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