ネコババのいる町で (文春文庫 た 32-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1993年3月10日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 10
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三篇ともキーパーソンとなる女性に振り回されている。
表題作の、子供目線の視点がリアルで良かった。断片的に覚えている誰かの特徴や発言、経験不足で漠然としている考え方、なのにどこか現実的なところなどが自分の幼少期の捉え方とシンクロする部分がありハッとした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年12月12日
読了日 : 2018年12月11日
本棚登録日 : 2018年11月2日

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