ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 1【電子限定描き下ろしマンガ付き】 (ZERO-SUMコミックス)

  • 一迅社 (2021年6月28日発売)
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本棚登録 : 237
感想 : 15
5

こんなにも聡明で、お茶目で、教養にあふれて、筋肉を愛する
かっこいいお姫様がかつていただろうか。
と思うくらい、あっという間にファンになってしまいました。

普段マンガは読まないほうなのですが、
インスタグラムの広告って罪ですよね……。

入れ替わりものってベタでいろいろありますけど、
私が一番最初に読んだ入れ替わりものはアレックス・シアラーの
「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」でした。
あれは本当に怖くて、絶望しかなくて、
小学生の頃、読みながら心を痛めていた記憶が強いのですが、
そのあとにダイアナ・ウィン・ジョーンズ「ハウルの動く城」シリーズを読んで、
こんなにめげない人いる?!と驚かされたものです。
絶体絶命、絶望といえる状況に立ってすらその状況を楽しく思える、
幸せと思えるメンタリティとユーモア。
明るい人のところにはいつだって人があふれる。
計算や打算、そんなもの必要なく身一つでぶつかっていくことの気持ちよさ。
少女漫画でありながらスポ根みも感じるスピード感あふれるストーリーで
続巻も読みました。新刊が待ち遠しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 所有(電子書籍)
感想投稿日 : 2022年12月10日
読了日 : 2022年11月6日
本棚登録日 : 2022年11月6日

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