一橋大から三菱商事で途上国での駐在を経てNPOで活動を行う布施克彦氏と、同じく一橋から環境庁・JICAなどを経て現在はUNEP(国連環境計画)の本部ケニアに在住する大賀敏子氏の共著である。太平洋のど真ん中・マーシャル諸島で環境問題に挑む金物屋のオヤジ、コンゴやタンザニアで柔道を広め、現地人に慕われながらウガンダで交通事故死してアフリカの土となった元商社マン、ヒンディー語・ベンガル語・タミル語などの公用語を操り、インド人よりもインドに詳しいJETRO所長...。その国を愛し、人々と過ごし、現地での信頼と尊敬を勝ち取った日本人の強さに迫る。
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すごいね、ニッポン!
- 感想投稿日 : 2020年12月12日
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- 本棚登録日 : 2020年10月5日
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