映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』をこの間観たので、本人が書いた自伝を読む。
映画と比べると、詐欺の裏側がよく書かれていて(当たり前だけど)フランスの獄中の悲惨な話も読める。
映画ではそのへんはさらっとしていて、父親との関係を前面に押し出していて、同情的になる。
設定が多々異なっていた。
どちらも共通するのは、16歳から詐欺を働き始め、それは偽りのために孤独であったこと。そして、若くから大人の世界を歩いたため、21歳ですでに半生生きたような疲れ模様。
比べるものじゃないかもしれないけど、映画の方が好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年5月10日
- 読了日 : 2016年5月10日
- 本棚登録日 : 2016年5月8日
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