非常に難しいテーマだと思うのです、宗教というものは。「あらゆる方向から見ることを意識」しないことには、この作品は(特に水の神巫と鎖衣の立ち位置)は描けないし、読み手もそうでないと素直に受け入れることができないジャンルのものだと思うのです。難しいテーマなのに良かった、と思う反面、難しいテーマ過ぎてもう一歩だった、とも思えてしまいます。けれど、この人が描いたのでなければ、まともに読めなかったかもしれない、という点では、さすが!と唸るものがありました。
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絵
- 感想投稿日 : 2007年10月30日
- 本棚登録日 : 2007年10月30日
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