まがまがしい。妻を亡くした作家と幼い娘の二人暮らしで、娘はある時期から異常な絵を描き始めるようになり、やがて「青い顔の女」の恐怖が日常を侵食してくる。
娘の絵や行動の、嫌悪感や不安を掻き立てるような描写が秀逸で惹きつけられた。
怖さと不気味さに加えユーモアもあり、謎解き的要素も(とってつけた感はあるのだが)あって楽しめた。
父親 は冷静すぎてこっちがやきもきした。もっと早く娘の状態に対応してくれよと。
映像化にはかなり向いているのではないかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年8月20日
- 読了日 : 2015年8月20日
- 本棚登録日 : 2015年8月20日
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