イギリス帝国の歴史 (中公新書 2167)

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  • 中央公論新社 (2012年6月22日発売)
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インドへの機内で読んだ。18世紀から20世紀のイギリス帝国の歴史をグローバルヒストリー(相互作用や関係性を重視する)の視点から、近年のインドを含むアジアの経済的発展を歴史的に考える。「非公式」も含めたイギリス帝国の植民地、とくに英領インドの諸関係には多くの考察がなされている。たとえば、インドの綿の生産・流通は、やがては帝国の解体やインドの独立へとつながる。現代のインドを知る上において大切な1冊。日本史研究においてもグローバルヒストリーの手法は有効と思われ。

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感想投稿日 : 2012年8月10日
本棚登録日 : 2012年8月10日

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