包摂・共生の政治か、排除の政治か――移民・難民と向き合うヨーロッパ

  • 明石書店 (2019年9月6日発売)
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感想 : 4

反難民・反移民政党の躍進の背景に経済発展から取り残された地域(地方小都市、農村)の反発があるのは興味深い。難民に比べ自分達の処遇は注目されず、軽く見られていると受け止め、自国民優先を唱える政治勢力に支持が集まる。同様の周辺地域からの反発としてイエローベスト運動があるが、難民問題に対しての立場は不明確。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2021年11月23日
読了日 : 2021年11月23日
本棚登録日 : 2021年11月23日

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