海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)

著者 :
  • 小学館 (2012年12月10日発売)
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本棚登録 : 2458
感想 : 228
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この巻はすっごく大切な話が詰め込まれた巻だと思う。まず、すずの母親と、祖母の話。祖母は娘を許さないこと、娘は言い訳をせず許しを請わないことでスジを通した。まさに生き様と言っていい。今の人達ならここまではしないだろうけど、頑固にスジを通した二人は、人妻である私からすると、せめて他人の家庭を壊したのならそうして欲しい・・・という理想像が描かれていて嬉しかった。ただ、すずのことを考えるとそれは関係ないことにも思えて、娘には会わずとも孫には会ってあげて欲しかったなぁ~なんて思ったり。そして、海猫食堂のおばちゃんのこと。やっと母親を看取って・・・と思ったら、自分が余命を宣告される病気になり、しかも弟はお金のことを言ってくる。本当にサイアクな展開。でも、海猫食堂のおばちゃんは多分幸せに逝ったのではないだろうか?いろんな事があっても、幸せに逝くことができる・・・というエッセンスが詰め込まれた話だったと思う。それこそ、どんなサイアクな時でもお天道様は昇り空は青いのだ。そして最後に・・・風太が「こいつがヘコんだ時は誰よりも早く気づけるように」って思うところサイコー!!!みんなこんな男になって欲しい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2013年1月10日
読了日 : 2013年1月7日
本棚登録日 : 2013年1月10日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/01/10

「みんなこんな男になって欲しい!」
頑張ります!
「海街diary」は、心が温かくなる素晴しいマンガですね。。。

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