大学の新歓コンパ、「僕」のいる居酒屋に、唐突に全裸の男がやって来た。泥酔した全裸の男を家に連れ帰ることになる「僕」。その男は同じ大学同じ学部の学生だった。
その男との出会いで、小説家を目指す「僕」の人間関係や小説に対するモチベーションには変化が…果たして、「僕」が応募した作品は選考を通過できるのか。
「小説家を目指す者」「小説とは何か」「小説を書き続けるとはどういうことか」を軸に、「裸」というキーワードを絡めて、色々な視点から描写される連作短編。
…ファンタジーものじゃない、今時のライトノベルの主軸ってこんな形なのかー。的な印象。
キャラクター間短編間のリンクの設定は面白いけれど軸になる「小説論」の部分が、どっか薄いように感じてのめりこめず。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2016年8月27日
- 読了日 : 2019年6月29日
- 本棚登録日 : 2015年8月11日
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