バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫 い 1-4)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2010年8月25日発売)
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本棚登録 : 1031
感想 : 107
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大学の新歓コンパ、「僕」のいる居酒屋に、唐突に全裸の男がやって来た。泥酔した全裸の男を家に連れ帰ることになる「僕」。その男は同じ大学同じ学部の学生だった。
その男との出会いで、小説家を目指す「僕」の人間関係や小説に対するモチベーションには変化が…果たして、「僕」が応募した作品は選考を通過できるのか。


「小説家を目指す者」「小説とは何か」「小説を書き続けるとはどういうことか」を軸に、「裸」というキーワードを絡めて、色々な視点から描写される連作短編。

…ファンタジーものじゃない、今時のライトノベルの主軸ってこんな形なのかー。的な印象。
キャラクター間短編間のリンクの設定は面白いけれど軸になる「小説論」の部分が、どっか薄いように感じてのめりこめず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2016年8月27日
読了日 : 2019年6月29日
本棚登録日 : 2015年8月11日

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