話が難しくて一度読んだくらいではなかなか頭に入らない。麦わらの一味にローが関わってきたことで、行動が複雑になってきているってことだろう。一昔前なら、「生け捕りにする」とか「取引をする」とか、イメージできなかったから。そのおかげで、なんだかすかっとするシーンが減ってきたのも確かかな。
69巻が、いい感じでキャラが立った戦闘シーンが多かったので、その方向が楽しみだったのだけど、今回は物語を動かすのがメインでちょっと期待外れ。新しく出てきた悪魔の実も、少しわかりにくかった。
ドフラミンゴの存在感がぐわっと前面に出てきたのは嬉しい。こういう悪役は、クロコダイル以来で、しかも数段上って感じ。久しぶりにベラミーのあたりを読み返してしまった。この男との戦いということになれば、ずいぶん裏の読み愛のようなものになっていくだろうし、その辺りがワンピースの新しい魅力になるかどうか。コミカル路線とかみ合うかどうかが今後の楽しみ。
あ、ひさびさのクザン登場に拍手。映画を観なかったらもっと感動したかも。
ジャンプを買わない派としては、実に先が待ち遠しいのである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2013年6月15日
- 読了日 : 2013年6月9日
- 本棚登録日 : 2013年6月15日
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