システムアーキテクチャ構築の原理: ITアーキテクトが持つべき3つの思考

  • 翔泳社 (2008年12月1日発売)
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感想 : 14
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システムアーキテクチャってどうやって決めるの?
よく疑問にわくし、人にも聞かれます。
自分も聞きたい。
答えは、ここにありました、っていっても、やっぱり正解のない世界です。
この本では、アーキテクチャをどういう視点で整理すべきか、そのヒントが書かれています。

アーキテクチャを考える際の視点(View)と観点(Perspective)として、
それぞれ6個、10個の特性がカタログされてて、参考になりました。
この軸で今自分が考えているシステムを評価(もちろん、ユーザが重要視する軸に絞るけど)すれば、かなり考えられたシステムになるんでは。
こういう軸って、ISOとかあるけど、この本のはもうちょっと規格よりもビジネス的というか実践的。
使いやすいし、軸の説明もしやすそう。

全部精読するというより、その都度読み返す、机の横におく本って感じです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: システム
感想投稿日 : 2009年6月9日
読了日 : 2009年6月9日
本棚登録日 : 2009年6月9日

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