動物における「眼」と「色」の関係と進化をさっくりわかりやすくまとめている本。
生物が大量に分岐したと言われるカンブリア爆発後、「眼」の構造は多種多様となった。紫外線から可視光、赤外線を認知できるようになり、それに合わせて、生物に色が付いていく。それぞれの構造や各生物が何故その構造なのか、色を持っているのかをまとめてくれている。
「もし見る眼がなかったら、色は実在するのだろうか?」最後のまとめの一文がとても好き。
事前に生物学的な擬態の話と、色彩の命名や由来などをかじっておくとより面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生物学
- 感想投稿日 : 2019年2月3日
- 読了日 : 2019年2月3日
- 本棚登録日 : 2018年12月2日
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