動物が見ている世界と進化 (大英自然史博物館シリーズ 4)

  • エクスナレッジ (2018年9月29日発売)
3.40
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 64
感想 : 11
3

動物における「眼」と「色」の関係と進化をさっくりわかりやすくまとめている本。
生物が大量に分岐したと言われるカンブリア爆発後、「眼」の構造は多種多様となった。紫外線から可視光、赤外線を認知できるようになり、それに合わせて、生物に色が付いていく。それぞれの構造や各生物が何故その構造なのか、色を持っているのかをまとめてくれている。
「もし見る眼がなかったら、色は実在するのだろうか?」最後のまとめの一文がとても好き。

事前に生物学的な擬態の話と、色彩の命名や由来などをかじっておくとより面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生物学
感想投稿日 : 2019年2月3日
読了日 : 2019年2月3日
本棚登録日 : 2018年12月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする