2020.8.1市立図書館
連作短編が楽しかった代書屋ミクラシリーズの長編。
代書屋も3年目の春、例によって片思いの心理学研究室助教を追って、とある島のお祭りへ。すごろく巡礼の一参加者としてあがりを目指すミクラの一期一会と一喜一憂。研究者の端くれ(というのもはばかれるけれど、その世界を知るもの)として、誠実だけれどちょっと抜けててあと一歩のところで運がないミクラくん、きらいじゃないよ。これからも幸せを追い求める物語は続いていくって感じで、それはそれでうれしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年8月1日
- 読了日 : 2020年8月23日
- 本棚登録日 : 2020年8月1日
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