これでいいのだ!瀬尾ごはん: 台所まわりの哲学 (ちくま新書 1141 カラー新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2015年9月7日発売)
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本棚登録 : 148
感想 : 15

系統としては小林カツ代の次世代という感じかな。
芯にあるのは「自分で料理をしよう!」。そのために基本はしっかりおさえて、道具も必要最小限を揃えて、素材はちゃんといいものを選んで、あとは気負わず合理的に楽しくおいしく。
カバー&冒頭の「濃い卵かけごはん」「猫飯」でつかみはばっちり、簡単おいしいレシピや保存レシピ、その展開の仕方、そして台所の回し方から身の丈にあった道具の揃え方、買い物の仕方までこまごま伝授。
菜箸の紐は切るあたりのアドバイスは共通なれど、フライパンに関してはカツ代さんは「やっぱり鉄!」だったのに対して、瀬尾さんになると「テフロン加工でもダイヤモンド加工でもOK(今のコンロは空焼き手入れがしづらいゆえ)」となっているのも時代の流れかな、と思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2015年10月1日
読了日 : 2015年10月1日
本棚登録日 : 2015年9月24日

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