系統としては小林カツ代の次世代という感じかな。
芯にあるのは「自分で料理をしよう!」。そのために基本はしっかりおさえて、道具も必要最小限を揃えて、素材はちゃんといいものを選んで、あとは気負わず合理的に楽しくおいしく。
カバー&冒頭の「濃い卵かけごはん」「猫飯」でつかみはばっちり、簡単おいしいレシピや保存レシピ、その展開の仕方、そして台所の回し方から身の丈にあった道具の揃え方、買い物の仕方までこまごま伝授。
菜箸の紐は切るあたりのアドバイスは共通なれど、フライパンに関してはカツ代さんは「やっぱり鉄!」だったのに対して、瀬尾さんになると「テフロン加工でもダイヤモンド加工でもOK(今のコンロは空焼き手入れがしづらいゆえ)」となっているのも時代の流れかな、と思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2015年10月1日
- 読了日 : 2015年10月1日
- 本棚登録日 : 2015年9月24日
みんなの感想をみる