とても見応えのある写真絵本。
南極大陸から突き出た南極半島に海からゆっくりとアプローチしていく。氷に閉ざされつつも豊かな生命にあふれた世界。空をとぶ海鳥は翼を広げれば3.5メートル、流れてくる氷山は界面からの高さ50メートル、ペンギンやクジラたちを養うのは人間全体よりずっと大量のナンキョクオキアミ、海にはる氷の面積は広いときには日本の50倍…と具体的な数字で示されるスケールもインパクトも大きな世界におどろかされながら、南極大陸や海中のいきものたちの生きた姿をあざやかな写真で追っていく、とてもわくわくする読みもの。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2015年11月15日
- 読了日 : 2015年11月15日
- 本棚登録日 : 2015年11月6日
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