ファロットの休日―クラッシュ・ブレイズ (C・NovelsFantasia か 1-54 クラッシュ・ブレイズ)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年7月1日発売)
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感想 : 72

目が見えるからといって
物の本質が見えているわけではない、
声を聞こえるだけの方が
香りを嗅いでいるだけの方が
よりその本質に
一歩でも二歩でも迫っていける。
亡くなったものを嘆くことは誰でもする
そこに留まるのではなく
あるものを信じて
少しだけ先に踏み出していけるか
人と人とが繋がるのは美醜ではない。
自分の価値観だけで生きるのではなく
人それぞれに大切に思うものがあり
自分が何を思うのかを
お互いに素直に交換し合いながら
あまりにも素直になりすぎると
恋愛には向かないみたいだけど
この関係もまた読んでいて面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月14日
読了日 : 2022年2月14日
本棚登録日 : 2022年2月14日

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