全世界の母親が直面するであろう、子供の寝かしつけについて書かれた一冊。
まず基本として、赤ちゃんの睡眠環境、以下6点を整えることが大切と本書では指摘する。
①朝日を浴びる②寝る部屋を暗くする③ぐっすりノイズを使う④温度は大人が肌寒いと感じるくらい⑤寝るときは布団をかけず、おくるみなどを使う⑥寝床の安全性を確保する。
赤ちゃんが泣いた時は、
①声であやす②トントンであやす③抱っこであやす④授乳であやす。の順であやす。
生後3か月までは昼夜の区別がついていないため、昼寝は明るい部屋でOKだが、3か月以降は昼寝も暗い部屋で。
昼寝をしすぎると夜寝なくなるは間違っている。逆に昼寝が足りていないと、疲れすぎてしまい、興奮し過ぎて不機嫌、夜寝ないに繋がる。
昼寝は日中のぐずり、癇癪にも密接に関係している。昼寝をさせるためには①朝日を浴びる②適度な運動③疲れさせ過ぎないに注意すること。
生後3か月から夜泣きが多くなる。対策は、寝入ったときと同じ環境を一晩中保つこと。
疲れていないとだめだけど、疲れすぎてもダメ。月齢ごとの活動時間を意識して、活動時間内に起きている状態で寝床に置くこと。
ねんトレのステップ
①睡眠環境を整える②日中はベビーベッドがある部屋で過ごす③ベビーベッドで使用予定のシーツを添い寝の時に使う④ねんねルーティンを行う⑤徐々にベビーベッドに移行。
ねんトレを行う条件
①生後6か月以降である②体調不良や医学的な問題がない③朝日を浴びている④夜は真っ暗な部屋で寝ている⑤部屋の温度、服装が適切⑥寝床の安全性が確保できている⑦親子の幸福度が満たされている⑧各月齢の特徴を把握している。
- 感想投稿日 : 2023年7月31日
- 読了日 : 2023年7月21日
- 本棚登録日 : 2023年7月21日
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