想像していた内容と違いました。
残留ということ自体が望まぬものであるのにもかかわらず、国が行かせたくせになるべく土着してくれと出したんですね。知りませんでした。
残留兵士となって帰国し一躍時の人になった方は存じていますが、それ以外にもなんと多くいること…そしてその方々は独立戦争などでその土着した国の兵士として生きたなんて想像もしませんでした。
残留した方々の映画がいくつも撮影されていて、それをなぞるような展開の本書。
たった一人で土着した人、数名で土着して活動した人、色々のようだがその功績如何で墓の問題もあるようでなんとも昭和的だと感じる。
想像と違ったからゆえの新しく知ることばかりだったけれど、もう少しまとめようや表現の仕方があったのではないかと思う。映画が主軸のようでありなんとも残念なモヤモヤが残った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月9日
- 読了日 : 2023年4月9日
- 本棚登録日 : 2023年4月2日
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