言いたいことは分かるし、同意する部分も少なくはない。でもねー。なんというか他人の実践に厳しく自分のそれには甘いという印象が。
受刑者は相手の望みに忖度して”反省”を演ずるんでしょ?じゃ、筆者の助言という形の求めに応じて「自分の内面に向き合って出て来た(主に養育者への)怒り」ってのが忖度による上っ面の言葉じゃないってのはどう確かめるの?ましてその過程を経たらやっと”本当の反省”が出来たなんて何の裏付けも無いように思うんだけど。ましてそれが半年から一年の月一回とかの面談で実現?うーん、ちょっと話がうますぎると感じてしまいます。繰り返しになるけど、言わんとすることの多くには同意するんですが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション・新書
- 感想投稿日 : 2019年9月23日
- 読了日 : 2019年9月23日
- 本棚登録日 : 2019年9月23日
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