タイトルをみて、
「ドキュメント【徹底活用】の前に、そもそも活用に足る文書が残ってないことが問題なんだよ!!残していく体制もないし!!」
と思った人にこそオススメの一冊です。
「はじめに」を読んでみると、上に書いたような問題に切り込んむために書かれた本だということがわかります。
1章~3章の「良いシステム文書とは」に関する本質的な考察は、なるほどと思わせるところと、うんうん私も前からそう思ってたんだよ!書いてくれてありがとう!と思うところの連続でした。
4章からは、じゃあその本質を具現していくとどうなるかという話になっていくのですが、このあたりから急に残念な感じになっていきます^^;
「伝わるシステム文書」の本の割には、そこに出てくる文書の具体例があまり「伝わってこない」とはこれいかに(・_・;)
…というところを差し引いてもまだおつりがくるくらい、
はじめに~3章の内容がよかったです。
システム設計書を初めて書く後輩には、
まずこの本のはじめに〜3章の内容を読んでもらいたいです。
私も折に触れて読み返したいと思います。
ただ、もし他に「本質的な考察も良いし、具体例もすごくわかりやすい!」という本を見つけることができたら、そちらにのりかえてしまうかもしれません・・・?!!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年5月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年5月2日
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