シンプルを極める

  • 幻冬舎 (2011年2月24日発売)
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感想 : 74
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【最終レビュー】

図書館貸出。

〈先月末:HP・5:印象深く残った数々のメッセージ・2018年(その8)〉

ドミニックさんの配信記事の内容を通じ興味を持ち、図書館在庫著書から、私的で貸出をした著書。

かなり以前に刊行されてはいますが

ただ、目次&序文に目を通すと

〈何が好きで、何を必要としているのか、何がなくても平気なのか〉

〈自分を、本当に、幸せにし、開花させ、成長させてくれるものが、何かを知る〉

この続き…

『何がなくても平気なのか?』

ラストでの

『このような生活を送りたいものです』

その中で展開されていたのは

凝縮した

〈あらゆる視点(格言・禅・著名人の名言)〉

それぞれの各テーマにおいて、適宜にマッチングする内容を織り込みながら

いわゆる

〈密度の濃く深い『内面要素・品格・成熟・精神向上』〉

といった

『ライフスタイルにおける根源的重要性の数々』

『整理整頓、断捨離、モノを最小限にすることによる、数々のメリット』

この両方において

ひとつひとつ、緻密かつ丁寧に、心理描写も含まれながら掘り下げていく内容。

[身近な場面においての、少しずつ、誰にでもできる『実り熟した、自己意識改革法』]

といってもいい。

プラス

寂聴さんが書かれていた『無常』における『ドミニックさん流の捉え方』との『共通項』

『余剰・執着・幻想の恐ろしさ…』

『捨てる=痛みは不可欠だからこその大切なこと』

『心の大掃除』

今の時期、ちょうどいいタイミングだった。

普段、これらを心がけていても、なかなか、実際、継続し、実践することは、至難の業ではある。

だからこそ

〈常々、意識しておくことの大切さ〉

このドミニックさんの内容の隅から隅まで

『究極かつ有意義に「気づける部分、学べる要素」』が『盛り沢山』

ただ、これ以上は、言葉では到底言い表せない…そんな内容が詰まっています。

今、自分のイチオシの著書を挙げるなら

この著書を真っ向から紹介したいなと、そう率直に言い切れます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2018年(専用除く~オリジナルセレクト)
感想投稿日 : 2018年11月28日
読了日 : 2018年12月5日
本棚登録日 : 2018年11月28日

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