新装版 御宿かわせみ (7) 酸漿は殺しの口笛 (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-89 御宿かわせみ 7)
- 文藝春秋 (2004年11月10日発売)
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感想 : 19件
このシリーズも安定してきたな、という印象です。東吾とるいの仲の良さも、それを周囲が温かく見守っているさまも、事件の発端も、いい意味で目に浮かび想像できる、そんな風になってきたように感じます。この巻では、これからの東吾と源三郎に何やら暗雲が…というような表現があり、今後が気になります。
印象に残ったのは『冬の月』。女が自由に生きるのは難しいなぁと思います。老いては子に従え、という言葉が浮かびました。切ないなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2015年11月8日
- 読了日 : 2015年11月6日
- 本棚登録日 : 2015年11月8日
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