さとさんの感想・レビュー

自殺うさぎの本

著者 : アンディ・ライリー

• ネオテリック (2005年12月1日発売)

読み終えて、不思議だなぁと思った。どうして自殺うさぎが可愛く見えるのか？ なぜ自ら死に向かう姿勢がユーモラスで面白く思えるのか？

可愛く見える理由
・単純に絵が可愛い
・死んでしまうから儚く可憐？に見える

面白く思える理由
・生物として避けるはずの自滅を目指す姿が皮肉でユーモアになっている
・手の混んだ仕組みを作るのが面白い
・無言で死に向かっていく姿が潔くて好感持てる

こんな感じかな。一番感じるのは無意識に人間は無意識下で死に惹かれてるってことなのかも。だから、淡々と死を目指すかわいいうさぎに少し憧れるのかも。なんとなく、いつも言い訳して生き続けてるようなところがあるからね。

感想投稿日 : 2020年8月21日

読了日 : 2020年8月21日

本棚登録日 : 2020年8月21日