史記 (8) (小学館文庫 よF 8)

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  • 小学館 (2001年7月17日発売)
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▼第39話/すいすいの合戦▼第40話/背水の陣▼第41話/離間の策▼第42話/四面楚 歌▼第43話/淮陰侯韓信

●主な登場人物/項羽、劉邦、韓信(第40話)、陳平(第 41話)

●あらすじ/五諸侯を味方につけ、56万人もの大軍となった劉邦軍だったが、 わずか3万人の項羽軍に手痛い敗北を喫する。
しかし、名将・韓信の活躍でこの危機 を脱し、体制の立直しに成功した劉邦は、その韓信に兵1万5千を与えて、巍・趙征 伐に向かわせた。
韓信は、この北伐で"背水の陣"を敷いて、見事に趙軍20万を撃破 したのを始め、数々の大勝利を収めるのである…(第40話)。

●本巻の特徴/秦の時 代は終わった。ポスト秦の覇権を争う項羽と劉邦。そして侮れない勢いの韓信。
だが 時は迫り、いよいよ項羽と劉邦の最初の直接対決の舞台がやってくる。果して軍配は …!?夕闇の山野。戦い疲れた兵士たちの上に、もの哀しい楚の歌が流れる「四面楚 歌」など、人々の野望をのせた全5話を収録。

●その他の登場人物/夏侯嬰(第 39話)、巍豹、龍且(第40話)、虞美人(第42話)、鐘離眛(第43話)

●本巻に登場 する故事成語・諺・歴史用語など/背水の陣(第40話)、離間の策(第41話)、四面 楚歌(第42話)

●その他のデータ/巻末に、中国史の権威である元拓殖大学教授・伊 達宗義氏によるエッセイ「テロリスト豫譲自刃の橋」を収録。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世界史
感想投稿日 : 2017年1月8日
読了日 : 2013年9月16日
本棚登録日 : 2013年9月16日

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