再読。
『めっきらもっきらどおんどん』と同じく、長谷川摂子作、降矢奈々絵による絵本。河童の世界の住人となり、また人間の世界へと戻る、おっきょちゃんの物語。
読み返してみると、終盤でおっきょちゃんが身を丸めてすいかの中に入り、母の前に帰りつくというモチーフは、産まれ直しを暗示しているのかとも思った。
おっきょちゃんとガータロとの別れの場面は詩的。絵も、揺らめく水の世界が水彩で表されていて美しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2018年7月19日
- 読了日 : 2018年7月19日
- 本棚登録日 : 2018年7月19日
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