きのう読了。古本屋さんで買った化粧ケースなしのものなので、画像と微妙に違う印象なのだけど、出版社が一緒なのでこれかな?
どことなくもったいぶっている感じと、明快なメタファー、という印象は拭えない部分があるのだけれど。読み終わると、やっぱりエンデってすごいなぁ、と思う。エンデがエンデであるからこその限界は、やはりあるのだろうけれど、その限界があるからこそ、エンデにしか描けない物語、なのだろうな。何であれ、このテーマで某かのかたちにしたというのがすごい。
ときどきちらっと邦訳版も覗いていたのだけど、右開き・縦書きに巻物な感じを覚えて、ちょっと新鮮だった。ドイツ生まれのおはなしがその感覚にうまくはまっているという妙。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドイツ語・英語の本
- 感想投稿日 : 2009年12月10日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年12月10日
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