【全体を通して】
俳優陣が超豪華。演技がみんな素晴らしかった。
自分を「僕」と呼ぶ真面目な木村拓哉がなんだか新鮮。鈴木京香と原田美枝子が美しい。
ドラマ「半沢直樹」でもそうだが、北大路欣也は頭取がハマり役。
社員一丸の阪神鉄鋼はいい会社だなあと思った。
挿入曲・Eaglesの「Desperado」がよい。
万俵家の庭としてドラマで使用された静岡県の日本平ホテルの庭から麓の風景をいつか見下ろしてみたいな。
全体を通して感じ取った本作のメッセージは、資源のない日本は技術を革新していくことしか生き残る道はないということ、そして、信念をもって生きろ、ということかな。
【1話】ラストで「将軍」が登場するシーンは不気味なインパクトがある。
【7話】鉄平にいつまでもついていくという早苗の献身的な姿に涙。
【9話】阪神特殊製鋼の銭高常務にも、「半沢直樹」の浅野支店長にも、幸せな家庭の存在を窺わせるシーンがある。中島みゆきの「空と君の間に」に「君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる」というフレーズがあるが、愛する人を守るため、止むを得ず悪事に手を染めたり、悪に加担してしまうこともあるかもしれない。悪人にも悪人なりの正義があるように思った。
【10話】合併報道があった日の大介・鉄平親子の会話内容がショッキング過ぎる。そして最後の結末も。NHKの紅白の裏番組であったにも関わらず、視聴率で勝利した理由がわかった。
読書状況:読み終わった
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DVD
- 感想投稿日 : 2015年9月13日
- 読了日 : 2018年3月4日
- 本棚登録日 : 2015年9月13日
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