ザ・サークル [DVD]

監督 : ジェームズ・ポンソルト 
出演 : エマ・ワトソン  トム・ハンクス  ジョン・ボイエガ  カレン・ギラン  エラー・コルトレーン  パットン・オズワルト  グレン・ヘドリー  ビル・パクストン 
  • ギャガ
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本棚登録 : 217
感想 : 64
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映画館で上映されていた頃、情報番組でトレイラーを見て気になっていた映画。だったんだけど…サスペンスと聞いて期待していたのに、これ、サスペンスなの?サスペンス要素皆無じゃない?社会に対する問題提起的な作品だから、ジャンル分けするならドラマとかに入れるタイプのやつだよね?という感想しかない。夫と二人、「なんか思ったのと違ったね…」という結論に。

SNSにプライバシーが奪われる、国民総監視社会という怖い世界の話なんだけど、何も目新しさがないからだろうな…と思う。これまでだって既に某SNSや某セキュリティベンダーが個人情報を許可なく好き勝手扱っていたわけだし、今だってこれからだってSNSやIDサービスを提供している会社だけじゃなくIT業界のスーパーパワーはこういう社会で優位に立つためあらゆるサービスと連携しているのだし。監視社会はすでに到来しているものだよね…オチもスカッとするのかと聞かれれば、そんなことないし。後味悪い系な気がする。


若くして聡明で優秀な女性を演じさせるのに、エマ・ワトソンほど適切な役者さんもいないなぁといつも思う。

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全世界に30億人のユーザーを持つ超巨大SNS企業<サークル>。誰もが憧れる最先端企業に採用され、日々奮闘する新入社員メイは、ある事件をきっかけにカリスマ経営者ベイリーの目に留まり、新サービスの実験モデルに大抜擢される。
ベイリーの唱える「隠し事は罪だ。全てを曝け出せば、世界はもっと良くなる」という理想を実践するため、いたる所に設置された超小型カメラを通して自らの24時間をネット上に公開したメイは、瞬く間に一千万人を超えるフォロワーを獲得し、アイドル的な存在になる。人気を背負い更なる新サービスの公開プレゼンに臨むメイ。だがそこには思わぬ悲劇が待ち受けていた。
あまりにも膨大な善意の渦に隠された<サークル>の重大な欠陥に気づき始めるメイだったが―。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画(洋画)
感想投稿日 : 2019年1月14日
読了日 : 2019年1月13日
本棚登録日 : 2019年1月13日

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