秋月黒田藩第十四代城主

  • 麗澤大学出版会 (2008年12月1日発売)
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感想 : 1
4

大々的に聞き書きをうたっているが、
文章もテープ起こしをしたもののまま、という感じ。

ただ、そのおかげで口調が伝わってきていて、
黒田の殿様はこんな喋り方をするのだな、と思う。

とても印象的なのは、学習院時代までの思い出。
赤坂の屋敷で本家の当主に年始の挨拶を行うエピソードなど、
江戸時代の名残りを感じさせる。

あとは著者が地元入りしたときのこと。
やはり、若殿として歓待されるのは歴史を背負っている証左。

でも、著者の母はやはり、母親。
そんなエピソードも盛り込まれている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2010年5月29日
読了日 : 2010年5月27日
本棚登録日 : 2010年5月27日

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