治りませんように――べてるの家のいま

著者 :
  • みすず書房 (2010年2月18日発売)
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当事者研究は自分の障碍(しょうがい)を客観視することで自ら立つことを目的としているのだろう。学者や医者に研究を任せていれば、実験モルモットのような存在になってしまう。当事者には専門家が気づかない「日常の現実」が見える。精神障碍を治療すべき病状と捉えるのではなくして、長く付き合わねばならぬ特性と受け止めれば、具体的な対処の仕方も明らかになる。現実を克服しようと力めば力むほど苦しくなる。それは我々も同じだ。
http://sessendo.blogspot.jp/2016/09/blog-post_5.html

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2016年9月5日
本棚登録日 : 2016年9月5日

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