二宮悦巳さんのカバーイラストがきにって購入した本です。
チェロを抱えた少年の後ろに、後ろ姿だけの男性が二人。扉イラストは、後ろ姿だけの男性の一人と思われる白シャツ姿の人が覗き込むようにチェロを弾く少年を見ているものと、もう一人の男性と思われるスーツ姿の人と窓辺の少年二人。これだけで四角関係を想像してしまいます。そしてプロローグは5歳の時の主人公。「再会もの」+「あしながおじさんもの」だと、冒頭から話の展開を予測しながら読んでいくと、そんなに単純な流れではなく、ひねった筋の流れに引き込まれるようにして読みました。奏都と理多、チェロをピアノをそれぞれ専攻する音楽高校生の友情もいい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2010年3月24日
- 読了日 : 2010年3月20日
- 本棚登録日 : 2010年3月20日
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