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2013-07-03T22:41:01+09:00
名著である。
現代詩の置かれている状況が、いかにもよく理解できる。
それもすばらしいことであるが、何よりこの本は、日本語が持つ言語的特性を正確にとらえつつ、「人が生きるということ」はどういうことなのかということを、現代詩を手掛かりにして考えていこうとしている。
その姿勢がいかにも真摯だ。
紹介されている詩だけでなく、著者の詩も読んでみたくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2013年7月3日
- 読了日 : 2013年7月3日
- 本棚登録日 : 2013年7月3日
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