戦わない生き方

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  • 日本文芸社 (2014年11月27日発売)
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チェック項目13箇所。「戦わない生き方」とは、相手とじぶん、両方の自尊心を同じように尊重しながら夢・目標を実現することです。戦いそのものが悪いと言っているのではありません、時には戦うことも必要です、私が言いたいのは、戦わなくても目的を達成する方法がありますよ、ということです。人が戦う理由は、たた一つ、自分の考えが正しいことを証明したいからです、別の表現をすると、自分が素晴らしい人間だと評価してもらいたいということです。戦うと、どうしても敵を作ってしまいます、私は上司と戦うことにより敵をつくりました、この敵はすぐに反撃してきません。「戦わない生き方」というのは、周囲が自然と応援してくれるような行動を選択することです、そのためにっは、自分に魅力をつける、目的を持って行動する、人のためになることをする、人に先に与える、相手を傷つけない、相手の自己重要感を満たす、さらに、戦いを挑まれてもうまく避けるということも含まれます。人間は自分を変えることが一番苦痛な生き物です、それをせずにすむのが、上司を嫌いでいることです、上司が間違っている、自分は正しい、と思うほうが自分と向き合わずにすむから楽なのです。嫌いな上司は、嫌いなままで大丈夫です、ただしこの三つのポイントだけ頭に入れておいてください、①人間は自分と違う考えの人に「ムカッ!」とする生き物②人間と部下では力関係は上司が常に上③無駄な戦いはしない 「悪口」の対処方法:①悪口を言う集団に入らない②伝言者にならない③悪口の真意を確かめたり、逆襲するようなことは控える。好かれようとするより「好き」になろう:①人のいい面を探すクセをつける②相手の幸せを願う すべての人から好かれようとする必要はありません、みなさんがどんな人でも好きになるようにしたほうが得策です。相手の「立場」に立って物事を考える:①常に相手の立場に立って物事を考えるクセをつける②毎回譲歩する必要ない③言い換える 戦わない生き方を唯一やめるときは、誰かを守るときです、その場合でも、相手の感情に振り回されず、相手の要求をハッキリ断るのみです。①ピンチのときにどのような行動をとるか②行動の連続性③「こうなりたいじぶん」像を自分の中に持つ 行動の中にこそ本当の姿があります、特にピンチのときにどのような行動をとるかを見てください。不満があるのなら、自分ができることをまず行動に移してみてください、率先して電話に出る、他部署であっても大変そうなときは快く手伝う、遅刻や欠勤をしない、など小さなことで構いません。「俺は聞いていない」という上司は自分に自信がない人です、ただし、この言葉を投げつけられるあなたにも問題があります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 10代、20代に読みたい。
感想投稿日 : 2015年1月16日
読了日 : 2015年1月16日
本棚登録日 : 2015年1月16日

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