永遠に生きる方法

著者 :
  • さくら舎 (2024年2月8日発売)
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感想 : 3
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『無限の正義』を読み、同じ作者の作品ということで読みました。

ひとことで言って前作品とは真逆のジャンル。
『無限の正義』はサスペンスなのに対し、この『永遠に生きる方法』はSFファンタジー?と思える作品でした。

亡夫の残した製薬会社の経営者である宇佐美知世には、16歳になる自閉スペクトラム症のひとり息子がいる。
その知世がステージ4のガンで余命3ヶ月の宣告されるところから始まる。

息子を遺して死ぬ訳にはいかない。
同居しているAIロボット マカロニとプライベートジェットで世界中の『超長寿者』に会いに行き、何故、またどのような方法で永く生きるのかを尋ねる。


不老不死から地球滅亡まで、スケールが大きすぎ。
しかし、現在長寿の研究が進んでいるのも確かであり、飛躍してるとは思ったが、人類の究極の未来なのかもしれない。

いかに普段の生活を充実したものにし、いつかの来たるべき最期を納得して迎えることが、良い人生になるのかな。
など、普段は全く考えもしなかった事を考えてしまう、そんな作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月6日
読了日 : 2024年4月6日
本棚登録日 : 2024年3月27日

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