ラボ教育センターと関わっていただいている、
門脇厚司氏の著作。
記載さているポイントを3つに絞った。
1.子ども英語 ラボ•パーティで行っている独特な教育
元々一般的な英語教育で始まったのだが、
子どもたちの学んでいる様子や、
運営側の考えなどもあり、徐々に変化し、今の形になった。具体的な活動内容として
a.物語の劇表現
b.キャンプでの寝食を共にする共同作業
c.異文化体験、英語でのコミュケーションを計る、国際交流
などがある。
2.OBOGの言葉
ラボ•パーティで育った方々への、
インタビューが入っている。
ラボで育った力、卒業したあとの影響など、
リアリティーがある話が聞ける。
例えば、日本総合研究所の藻谷浩介氏は、人前で話す力が育った。宇宙飛行士の若田光一氏は、チームをまとめるリーダーについてや、英語の絶対音感の様な物を学んだと話している。
3.ラボで育つ力と、今その力が求められる理由
ラボパーティでは英語の感覚や、
人に興味を持ち、受け止めたり、自分の意見を伝えられる、コミュケーション力が育つと言える。
その様な力は、
これからAIで様々な仕事がなくなった際も求められる。
義務教育で、同年齢で授業を受け、試験で点数による順位付けをしたり、コンピューターの発展で、現実に向き合わなくなる子をいる。
これからは、人との交流を出来る人が、
社会を救うだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月17日
- 読了日 : 2021年1月17日
- 本棚登録日 : 2021年1月10日
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