ネットは私たちの生活を便利にしてくれたけど、ネットを使う私たちのリテラシーが十分だとは感じられない。
どのようなネットでのふるまいが罪に問われるのか、また、被害者になった時にどうするか、具体的な事例が挙げられていた。
・良かれと思った
・違法だと知らなかった
・大勢の人が同じようにつぶやいていた
・真実だと確信を持った
このような時、加害者になるつもりはなくても、書き込んだこと(あるいはリツイートやコピペ)で責任は生じる。名誉毀損罪や侮辱罪など、さまざまな罪に問われることもある。
(ただし、公共の利害に関する事実についての意見、公益を図ることを目的に表明する意見などは、処罰されない。)
インターネットで情報発信をするなら、関係法律を知らないといけない。ルールを守らないと、秩序が保たれないから。例えば私が法定速度を超えて車を走らせて検問に引っかかったとして、「法定速度を知らなかった」は通用しない。同じように、ネットの世界も「知らなかった」「そんなつもりはなかった」は免罪符にならない。生じる責任に見合った知識を、しっかり身につけること。これからの社会に求められていると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月6日
- 読了日 : 2020年5月29日
- 本棚登録日 : 2020年5月29日
みんなの感想をみる