この書籍の要点をまとめれば素晴らしい内容なのだと思うけど、
私はどうも「物語」が苦手で、書式がどうしても不快に感じて読み切れませんでした。
「幸せになる法則」ですから、いくつかの提案があって解説があって…というのを期待しました。
実際には、筆者の生い立ちをストーリー立てて展開しているノンフィクション物語です。
その波乱万丈な荒波の中から、こういうことを感じ取った、学んだ、
その気づきのおかげで幸せをつかむことができた…ということなんですが。
ひとつふたつの物語ならいいのだけど、次から次へと厄介がめぐってくるんです。
そんなにぎっしり、何歳でこんな悲劇が、さらにこのあとこんなことが、
…と言われると なんだか不幸自慢のようにも聞こえる…かな…。
でも私はこう乗り越えてこのときはこう乗り越えた!素晴らしいだろ!みたいな。
そんな印象を持つほどなので、私のような物語嫌いにはあまりおすすめできないです。
逆にそのほうが感情移入できてよいという人もいるでしょう、
好みが分かれる書籍だと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
生き方・自己啓発
- 感想投稿日 : 2009年12月11日
- 読了日 : 2009年11月30日
- 本棚登録日 : 2009年11月30日
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