短編集。明言せず、かつ、察せられるように書かれているオチが上手いなあと思った。余計なところは削ぎ落として必要なところだけに絞ったみたいな。バランス良いなあと思う。話自体はブラックなものと綺麗なものの差が激しかった。音楽の順番の話と、冬子の話が印象的。特に冬子は、自分の考えが相手に跳ね返ってくるのが痛烈で皮肉的だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
不健全大人向け
- 感想投稿日 : 2013年2月24日
- 読了日 : 2013年2月24日
- 本棚登録日 : 2013年2月24日
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