あきらめない限り、夢は続く: 難病の投手・柴田章吾、プロ野球へ (新潮文庫 た 99-1)

著者 :
  • 新潮社 (2012年3月28日発売)
4.20
  • (6)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 7
4

巨人ファンということもあり、ドラフトで指名された時から少し話題になっていたので気になって読んでみたが、非常にいい話だった。

病はいつ、どこで、誰に降りかかるかわからないものであり、簡単に言ってしまうと「不運」な才能に溢れた球児が難病にかかってもなお夢を諦めず、血も滲むようなリハビリや葛藤を越え、家族の支えもあり、読売巨人にドラフト指名される。

「現実は小説より奇なり」という言葉が、本当にその通りだと思わせてくれる一冊。

タイトル通り、あきらめなければ夢は叶う のだと強いメッセージを送ってくれる。

野球をやっている(た)人はもちろん、スポーツをしていた人にはぜひ読んでもらいたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2017年2月27日
本棚登録日 : 2017年2月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする