重い本だったような。
読んでいて思ったのは、どうしてこの著者は心子と付き合い続けたのだろうか? ということ。こんなに心をプラスにもマイナスにも揺さぶられて、そうまでして付き合わなければならないのだろうか、ということ。
ただそれははたから見ている私が言っているだけのこと。著者にとってはこれが自分の人生なんだろう。
うん、それにしても、小さい頃の愛情、心理学でいうところのアタッチメントというのは、重要なんだな、というのがあらためてわかった。
そうだね、この著者はそのアタッチメントを回復するために全身全霊を傾けたんだよね。結果は自死だったけど、やれる限りの、いやそれ以上のことを著者はしたんだよね。この著者にしかできないことだよな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月13日
- 読了日 : 2013年3月13日
- 本棚登録日 : 2013年3月10日
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