この映画を見て、海の恐ろしさを再び思い知らされた。あの主人公の緊張して、恐怖を抱いていた目や、フラッシュバックの瞬間などは、見ている側にも恐怖や緊張を感じさせた。でも、主人公はそういうプレッシャーの中でも、いい波に乗って、最終的にはスポンサーなどがついて、話は終わる。でも、この映画には少し納得いかなかった。主人公がパイプライン(もしくはどこかの違うスポット)で練習中にリーフに顔をぶつけそう、もしくはぶつけるような事件があれば、それはフラッシュバックになるほどのインパクトがある事だろう。でもただの夢で、そこまでフラッシュバックになるだろうか?僕は夢を見ても、大抵その日の昼までには夢の内容は思い出せない。でも、やはりパイプラインのあの破壊的で凄まじい波に乗ろうとしたら、フラッシュバックなど無くても、躊躇してしまうのが人間なのだろう。スケボーなどでも、恐怖を抱いて、スピードを出さずに、例えば何かに飛び乗ろうとしても、大抵上手くいかない。恐怖を持たずに、スピードをだして、自信をもって飛び乗ったほうが、成功率は断然高い。
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- 感想投稿日 : 2010年9月1日
- 読了日 : 2010年9月1日
- 本棚登録日 : 2010年9月1日
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