ビザンツ皇妃列伝: 憧れの都に咲いた花 (白水Uブックス 1109)

著者 :
  • 白水社 (2009年12月1日発売)
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感想 : 7
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ビザンツ帝国の皇妃の中から8人をピックアップし、史料に基づく形で彼女らの人生を描く一冊。
各時代を象徴する皇妃たちの生涯を追うことによって、1000年にわたるビザンツ帝国の歴史をも描きだしている。
取り上げた皇妃の中には、多くの記録が残されていない人物も多いのだが、残されたわずかな史料に誠実にあたり、その人生を浮き彫りにしていこうとするところに魅力を感じた。
ビザンツ帝国に関しては正直あまり知識がなかったのだが、大変楽しく読めた。ビザンツそのものについて、さらに詳しく知りたいと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2016年1月19日
読了日 : 2016年1月18日
本棚登録日 : 2016年1月18日

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