誤まった裁判―八つの刑事事件 (岩波新書)

  • 岩波書店 (1991年11月1日発売)
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 1

これも。戦後1952年までの、冤罪とされた8著名事件の記録、共産党絡みの事件の数々や、時代を感じさせる。捜査機関のひどい拷問の主張。。
挙がってる裁判はいずれもどこかの審級で無罪となったもので、無実の罪を着せられてるかもしれない事件に比べて良かったとも言える。勿論いずれ分かればいいという話ではなくて、捜査機関もどの審級の裁判所も、証拠や主張に謙虚にならなくちゃいけないっていう、当然の教訓をあらためて。。
あたりをつけて捜査するのは仕方ないにしても、考えた筋書きに事件を持って行ったらだめ。。事後的に読んだらひどいことばかり。良いところはそのままに、悪いところは直して行かなきゃいけない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年1月28日
読了日 : 2013年1月28日
本棚登録日 : 2013年1月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする