これも。戦後1952年までの、冤罪とされた8著名事件の記録、共産党絡みの事件の数々や、時代を感じさせる。捜査機関のひどい拷問の主張。。
挙がってる裁判はいずれもどこかの審級で無罪となったもので、無実の罪を着せられてるかもしれない事件に比べて良かったとも言える。勿論いずれ分かればいいという話ではなくて、捜査機関もどの審級の裁判所も、証拠や主張に謙虚にならなくちゃいけないっていう、当然の教訓をあらためて。。
あたりをつけて捜査するのは仕方ないにしても、考えた筋書きに事件を持って行ったらだめ。。事後的に読んだらひどいことばかり。良いところはそのままに、悪いところは直して行かなきゃいけない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年1月28日
- 読了日 : 2013年1月28日
- 本棚登録日 : 2013年1月28日
みんなの感想をみる