絵本シリーズのノラネコぐんだんが、児童書として出ていたとは知らず、迷わず手に取りました。
まず著者の工藤さんが読み手の対象である子供達に語りかけているのが印象的であった。と同時に最後のあとがきは、その子供達の親に向けて工藤さんなりの児童書についての思いを綴っており、大人の身の私としては最後のあとがきにこそ、この本の醍醐味を感じてしまった。この本は子供だけが読んで完結する本ではなく、子と親が各々で読んで工藤さんが各々に贈っているメッセージを受け取って完結する本なのだなっと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2022年1月19日
- 読了日 : 2022年1月19日
- 本棚登録日 : 2022年1月19日
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